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保湿剤(ヘパリン類似ローション)

皆さまが日頃からお使いの保湿薬「ヘパリン類似物質ローション(ヒルドイドローションやそのジェネリック)」について、昨年から新しいルールに変更されています。これまでは同じ「ヘパリン類似物質ローション0.3%」として処方されていましたが、 「乳剤性」 と 「水性」 に分けて処方箋に記載されることになりました。

🟨 乳剤性ローション:ヒルドイドローション0.3%(マルホ)、ヘパリン類似物質ローション0.3%「ラクール」、ヘパリン類似物質ローション0.3%「NIT」など

🟦 水性ローション:ヘパリン類似物質ローション0.3%「日医工」、ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」、ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニットー」など

乳剤性と水性の違いは、薬の成分が溶けている状態の違いであり、どちらも 保湿薬としての効果は変わりません。使い方もこれまでと同じで、塗る量や回数が変わることはありません。ご不明な点があれば、診察の際にお気軽にお尋ねください。

【補足】湿剤として頻用されている「ヘパリン類似物質」には、ソフト軟膏(W/O型)、クリーム(O/W型)、ローション、フォームなど様々な剤型があり、その使い心地の違いを活かして季節ごと、あるいは患者さんの希望に合わせ使い分けています。今回、こうした剤型のうち「ローション」が更に「乳剤性」と「水性」の2つに区別されました。